就職活動がよくわからない② 企業・業界研究

就職活動をはじめたばかりの人間が、説明会に行くのは企業研究の為であるらしい。例えば、NTTドコモという会社を知っていても、実際にNTTドコモは何をしているのかを詳しくは学生は知らないので、その説明を受けに行く。そういうのが企業研究であるらしい。

その他にも「OB訪問」と言うのがあって、これは自分の大学の先輩にあたる社員に話を聞きに行くと言うものである。そこで、NTTドコモで一体何をやっているのかを聞くのである。

そうして、企業を研究するほかに業界の研究と言うのがあるらしい。これは、何か知識媒体を使ってその業界の動向を知るものである。なお、説明会やOB訪問でも業界研究的な話もある。

 

ところで、「就職四季報」という本がある。企業が沢山載っている本であるが、学生はまずデータの中で「平均年収」を見る。続いて「有給消化率」次いで「3年後離職率」あたりか。結局のところ、学生にとって何の仕事をしているのかと言うよりも、いくら貰えるのか、休めるのか、辞めさせられないのか、と言う方が大事なのであろう。労働者にとっては大事なのはこの3つであるから、別段おかしなことだとは思わない。

 

なるほど、企業と就活生の両者に齟齬は見られそうである。

 

しかし、ではNTTドコモが例えば携帯電話・ブロードバンドサービスをやっている会社だと知って一体何だというのか。その他よく分からない動画配信業務等もやっているらしいが、一体何だというのか。それを知ってどうするのか。

 

よくわからない